「今日こそは寝てくれるかな。」そう思って布団に入ったのに、数時間後には赤ちゃんの泣き声で目が覚める。
抱っこしても泣く、おっぱいやミルクを飲んでも泣く、おむつを替えても泣く。
「何が正解?逆効果!?」
「私のやり方が悪いのかな。」
0〜1歳の夜泣きは、赤ちゃんだけでなく親の心も体も疲れさせます。
まず伝えたいことは、夜泣きには一つの正解もありません。そして、親が頑張りすぎるほど苦しくなってしまうことがあります。
この記事では、0〜1歳の夜泣きの原因として考えられていること逆効果の対応と、少しでも気持ちを楽にする考え方を紹介します。
「何をしても泣き止まない…」0〜1歳の夜泣きで親が知っておきたいこと

夜泣きの原因は正解が見つからなくて当たり前です。
この時期の赤ちゃんの発達や特徴について少しお話しします。
① 睡眠リズムがまだ発達途中
生まれたばかりの赤ちゃんは、大人のような睡眠パターンが完成していません。
月齢が進むにつれて昼夜の区別がついてきますが、睡眠の途中で目を覚ますこと自体は珍しいことではありません。
もちろん個人差があります。
② できることが増えて、脳が大忙し
寝返りやおすわり、はいはい、つかまり立ちなど、0〜1歳は大きな成長が続きます。
こうした発達の時期には、日中に覚えた刺激や新しい経験が睡眠に影響する可能性があります。
「昼間にはいはいを始めたら夜もよく動くようになった」という経験をする家庭もありますが、すべての赤ちゃんに当てはまるわけではありません。
③ 人の顔や環境が分かるようになる
生後後半になると、周りの人を認識する力が発達してきます。
親の姿が見えないことを不安に感じたり、安心できる人を求めたりする様子が見られる子もいます。
夜中に目を覚ましたとき、親の存在を確認したくて泣く場合も考えられます。
※夜泣きの原因がこれだけとは確認されていません。
④ 成長に伴い、生活リズムも変わる
0〜1歳は、
- 授乳回数
- 離乳食の開始
- 昼寝の回数
- 活動量
- 空腹
などが大きく変化する時期です。
こうした生活リズムの変化が、一時的に睡眠へ影響することがあります。
⑤ 「昨日まで寝ていたのに」は珍しくない
夜泣きについて研究した報告では、1歳頃まで夜間に目を覚ます赤ちゃんは少なくありません。
また、夜泣きの回数が月齢とともに一直線に減るわけではなく、一時的に増える時期もあることが報告されています。
「急に夜泣きが増えた=育て方が悪かった」と考える必要はありません。

0〜1歳は、毎日のように新しいことを吸収している時期。
寝返りができるようになった日も、初めて「ママ」「パパ」と呼んでくれた日も、心も身体も大きく成長している途中。
夜泣きも、「小さな身体で頑張って何かを覚えているのかも」と考えてみたら少しだけ気持ちが楽になるよ。
「少し様子を見る?すぐ抱っこする?」情報が多くて迷う理由
夜泣きを調べると、「少し待ってから抱っこする。」という方法を目にすることがあります。
私も、「2〜3分ほど様子を見てから抱っこするといい」という話を聞いたことがありました。
でも、実際にやってみると、
「まだ待った方がいい?」
「泣き方が強くなってきた…。」
と時計を見ながら迷うばかり。
一方で、「泣いたらすぐ抱っこした方が安心する」という考え方もあります。
どちらにも考え方があり、赤ちゃんの月齢や性格、その日の体調によっても合う合わないがあります。
だからこそ、「この方法でうまくいかなかった。」と落ち込む必要はありません。
情報を集めることは大切ですしどうしても不安になってしまうことがあります。
ですが、一番近くで赤ちゃんを見ているのは親です。
今日の赤ちゃんの様子を見ながら、その日のやり方を選ぶことも立派な子育てです。
夜泣きも成長の一つかもしれない|「今だけ」と思えた日のこと
夜中に何度も起きるたび、「いつまで続くんだろう。」そんなことを考えていました。
寝不足が続き毎日365日24時間続く子育て。
抱っこして部屋を歩きながら、「今だけ、今だけ」と何度も自分に言い聞かせていたことを覚えています。
もちろん、そのときは余裕なんてありません。
早く寝てほしいし、自分も眠りたい。
でも、不思議なことに、腕の中で眠った小さな我が子の寝顔を見ると、「こんなふうに抱っこする日も、いつか終わるんだろうな。」と思う瞬間もありました。
夜泣きが成長そのものなのかについては、はっきりしたことは分かりません。
ただ、赤ちゃんも毎日少しずつ成長し、昨日とは違う一日を過ごしています。
終わりが見えない夜でも、一日ずつ前に進んでいることだけは忘れないでほしいです。
良かれと思うほど逆効果?親が頑張りすぎないために
赤ちゃんが泣くと、「近所に迷惑かな。」「家族を起こしてしまう。」「なんで泣き止まないの。」
そんな気持ちがどんどん大きくなります。
すると、親自身が焦ってしまい、
抱っこして、
歩いて、
歌を歌って、
おもちゃを持ってきて、
次から次へと頑張ってしまいます。
でも、赤ちゃんが泣いている理由が分からない日もあります。
そんなときは、
と、ひとつずつ試してみるだけでも十分です。
「何としても泣き止ませる。」ではなく、「今できることをやる。」
そう考える方が、親の心も少し楽になります。
抱っこしてしまう日があっても大丈夫|親にも限界がある
「抱き癖がつく。」
そんな言葉を気にしていた時期がありました。
でも、現実は抱っこしないと寝ない日もあります。
腕が痛くなって、肩も腰もガチガチ。
座ったまま寝てしまいそうになったこともありました。
「今日は抱っこで寝かせちゃった。」
そう思う日があっても、それだけ赤ちゃんを安心させようと頑張った証拠です。
ここで「赤ちゃんを変える方法」ではなく、「親が少し楽になる方法」を紹介します。
そんな時間を作ることもできない日もあるかもしれません。
ですが赤ちゃんを大切にするように、自分の心も身体も大切にしてほしいです。

子どもがこの世に誕生し、365日24時間私たちは「子育て」というお仕事をしているの。
お休みなんてない。有給なんてない。だからたくさん自分を褒めてあげよう?
ものすごい頑張っているんだよ。
夜泣きをなくすより、親子で朝を迎えることを大切に
夜泣き対策を探していると、「これで改善。」「これでぐっすり。」という情報を見かけることがあります。
もちろん、合う子もいるでしょう。
でも、どの方法を試してもうまくいかない夜もあります。
そんな日は、「今日は朝を迎えられた」それだけでも十分です。
夜泣きをゼロにすることより、親子が無事に今日を終えて、また朝を迎えること。
その積み重ねが子育てなのかもしれません。
洗濯物がたまっても、ご飯が簡単になっても、寝不足で家事が進まなくても、夜を乗り越えた自分を少し認めてあげてください。
まとめ:0〜1歳の夜泣きに正解はない|親子に合った向き合い方を見つけよう
0〜1歳の夜泣きには、「これだけやれば大丈夫」という一つの答えは確認できません。
だからこそ、
原因を探して、
方法を試して、
うまくいかなくて落ち込む。
そんな毎日を送っている親は少なくありません。
でも、0〜1歳の夜泣きには個人差があり、親子にもそれぞれの毎日があります。
「こうしなきゃ」「これを続けないと」と頑張りすぎることが、かえって親を追い詰める逆効果になってしまう日もあるかもしれません。
抱っこする日があってもいい。
少し休む日があってもいい。
情報に振り回されるより、「今日のわが子はどうかな」と考えながら向き合うことが、親子にとって自然な方法かもしれません。
終わりが見えない夜の中にいると、とても長く感じます。
それでも、今日を乗り越えた親子は、昨日より一日分前に進んでいます。
完璧な夜を目指さなくて大丈夫。
「もっと頑張らなきゃ」と自分を責めることが、逆効果になってしまうこともあります。
まずは、親子そろって朝を迎えること。
その積み重ねが、きっと今しかない大切な時間になっていくはずです。
そして、0〜1歳の時期はあっという間に過ぎていきます。
今は終わりが見えない夜泣きに感じても、親子に合ったペースで向き合いながら、一日ずつ朝を迎えていけたら十分です。


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