小学校への入学が近づくと、「いつから準備すればいいの?」「小学校の準備は必要ないの?」と、不安になることはありませんか。
ランドセルや学用品をそろえることも大切です。
そして、子どもが困ったときに安心して話せる親子関係をつくっておくことも大切だと、私は思います。
小学校に入ると、これまでとは生活環境が変わります。
子どもだけでなく、親にとっても初めてのことがたくさんあるでしょう。
だからこそ、入学前から何でもできるようにしようと焦らなくても大丈夫。
「必要ないのかな」と迷う方に向けて、入学前に焦らなくていいことや、親子で大切にしたい心の準備をお伝えします。
小学校準備は必要ない?入学前に焦らなくていいこと
実は、小学校準備がまったく必要ないわけではありません。
ただし、入学前に勉強を先取りしたり、何でも一人でできるようにしたりすることだけが準備ではないのです。
学用品をそろえること、生活のリズムを整えること、通学路を確認すること。
そして、子どもが不安や困りごとを話せる関係をつくること。
どれも入学に向けた準備ですが、今回は特に、子どもの気持ちと親子の関係について、一緒に考えてみませんか?
ひらがな練習「やってみたい!」の気持ちを大切に
小学校に入るまでに、ひらがなをすべて書けるようにしておかなければいけないのでしょうか。
そんなことはありません。
最低限、自分の名前の読み書きができたら良いとされています。
なので、子どもが興味を持ったタイミングでいいと思うのです。

我が家の娘は、最近ひらがなに興味があるようで、絵本を自分で読んだり。
スーパーに出かければ、ひらがなを見つけると声を大にして音読しています。笑
自分で読んでみたい、書いてみたい、の好奇心がある今は楽しんでいますがこの熱はいつ冷めるかもわかりません!
興味を持つものも、取り組むペースも、子どもによって違います。
だからこそ、文字に興味を持ったら一緒に楽しむ。
まだ関心がなければ、無理に練習させようとしない。
そんな関わり方でいいのではないでしょうか。
日常の中で文字に触れる機会はつくれます。
※文部科学省の幼児教育に関する資料でも、文字などへの興味や関心は、日常生活の中で子ども自身が必要性を感じる体験を大切にする考え方が示されています。
ひらがなを書けるようにすることを目指さず、「やってみたいんだね」と見守る。
子どもの意欲を大切にしながら、必要な準備は入学予定の小学校の案内を確認して進めていきましょう。
学用品だけが準備じゃない!親子の心構え
入学後に子どもが向き合うのは、学習だけではないのです。
・時間に合わせて行動すること
・自分の持ち物を管理すること
・新しい友達と関わること
など、生活の中で経験することが増えていきます。
家庭では、毎日の生活の中でできることを少しずつ増やしていけたらいいですね!
例えば、
最初から一人でできる必要はありません。
忘れ物をしたり、支度に時間がかかったりすることもあるでしょう。
そんなときは、「次はどうしたら忘れないかな?」と一緒に考えてみるのも一つの方法です。
そして、もう一つ。
子どもが困ったときに親へ話せる関係をつくっておくことも必要です。
学校で嫌なことがあったとき、友達との関係に悩んだとき、失敗してしまったとき。
そんなときに「ママに話してみよう」と思えることは、入学前から大切にしておきたいことだと感じます。
そのためには、普段から子どもの話を聞くことが大切です。
子どもの話を聞くとき、親がすぐに答えを出さず、まずは「そうだったんだね」と受け止めてみる。
親子の信頼関係は、何気ない会話や、困ったときに一緒に考える時間を重ねながら、少しずつつくっていくものだと思います。
小学校入学後の変化に備えて親ができる3つのこと

小学校に入学すると、子どもの周りの環境が変わります。
今まで同じ園で過ごしてきた友達と離れることもあれば、違う園から来た子どもたちと新しく関係を築くこともあります。
登下校も始まり、親が子どものそばで一日を見守るわけにはいきません。
楽しみな気持ちがある一方で、不安になるのは自然なことです。
入学前の心配ごとは園の先生に相談しよう
子どものことで気になることがあっても、「これくらいで相談していいのかな」と迷うことはありませんか。
例えば、困っていても自分から助けを求めるのが苦手だったり、初めての場所で緊張しやすかったり、友達とのやり取りで悩みやすかったり。
家庭で見せる姿と、園で過ごしているときの姿は、必ずしも同じとは限りません。
そんなときは、園の先生に相談してみましょう。
「小学校で困ったとき、自分から先生に話せるか心配です。園ではどんな様子ですか?」
などと具体的に聞くと、家庭では気づかなかった子どもの様子や、関わり方のヒントを知るきっかけになります。
そして、入学に備えて知っておいてほしいことや、配慮してほしいことがある場合も先生に、小学校への申し送りや情報共有についても相談してみてください。
園から小学校へ子どもの様子を伝える仕組みはありますが、共有される内容や方法は一律ではありません。
心配なことが確実に伝わるとは限らないため、何を伝えてもらえるのか、必要に応じて保護者から学校へも話したほうがよいのかを確認しておくと安心です。
相談することは、子どもの苦手なことを探すためではありません。
どんな支えがあれば、新しい環境でも安心して過ごせるのかを考えるためです。
親も不安になっていい。子どもが安心できる関わりを
小学校に入学するのは子どもですが、親にとっても大きな変化です。
新しい友達とうまくやっていけるかな。
学校で困ったことがあったら、先生に話せるかな。
毎日、無事に登下校できるかな。

親になって知る、親のありがたみ。
そして、肝っ玉母ちゃんがどれだけすごいのか!
考え始めると、心配は尽きませんよね……
その不安を少しでも和らげられるよう、入学前に通学路を一緒に歩いてみる。
危険な場所や道路の渡り方を確認しておくことは大切です。
ただし、どれだけ準備をしても、親の心配がすべてなくなるわけではありません。
友達関係も、学校での出来事も、実際に通い始めてからわかることがあります。
そんなとき、親として、子どもの声に耳を傾けることはとても大切だと思います。
話を聞いてもらえたという経験は、次に困ったときも相談してみようと思えるきっかけになると思うのです。
そして、一番大事なこと。
「親なんだから、しっかりしなくちゃ」と頑張りすぎなくても大丈夫。
子どもが初めての環境に慣れていくように、親も少しずつ新しい生活に慣れていけばいいのです。
入学前に親子で始めたい3つの行動
何から準備したらいいのか迷ったら、まずは次の3つから始めてみましょう。
1.毎日の会話で、子どもの気持ちを聞く
「今日は何か楽しいことあった?」「困ったことはあった?」と聞いてみるのもよいでしょう。
2.通学や生活の準備を、一緒に進める
通学路を歩いたり、持ち物を確認したり、親が全部やってしまうのではなく、一緒に確認しながら準備しましょう。
3.親の心配も、相談できる相手に話す
園の先生に子どもの様子を聞き、必要なら小学校にも相談します。
できることから少しずつ。
まとめ:小学校準備は必要ない?親子で大切にしたいこと
小学校準備は必要ない?
いいえ、持ち物だけでなく、子どもの心の準備も大切です。
小学校に入ると、友達や環境が変わり、子どもが戸惑うこともあるでしょう。
だからこそ、楽しかったことも、困ったことも、安心して話せる親子関係を築いておきたいですね。
心配なことは園の先生に相談し、必要に応じて小学校にも伝えながら、周りの大人と一緒に子どもを支えていきましょう。
小学校準備は必要ないと考えるのではなく、すべてを完璧に整えようとしなくても大丈夫。
入学が楽しみな気持ちも、不安でドキドキする気持ちも、親子で話しながら受け止めていく。
そんな心の準備も、大切にしていきたいですね。

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