「花が好きな子どもって、将来どんな子になるの?」
子どもが花や植物に興味を持つと、そんなことを考えるお母さんもいるのではないですか?
花を見ると立ち止まる。
庭の植物を気にする。
花が咲くと喜ぶ。
「この花、何ていうの?」と聞いてくる。
花を好きではなかったり、見る機会がないと返す言葉に悩んでしまったりするかもしれません。
そして「せっかく好きなら、もっと好きになれることをしてあげたい、将来の役に立てばいいな」と思う方もいるでしょう。
私の娘も、花や植物が大好きです。
「今日は元気ない?」
「お腹すいた?」
「お水のむ?」
植物に、そんなふうに話しかけることは日常です。
私自身も花や植物が大好きで、そんな姿を見ているから娘が花を好きになったのかも?!
ただ、娘を見ていると、「花が好き」という一言の中には、興味や気づき、やってみたい気持ちが表れているのだと感じます。
この記事では、元保育士として子どもを見てきた経験と、母親として娘を育てる今の実体験から、花が好きな子どもの「今」に目を向けてみたいと思います。
花が好きな子どもは将来どうなる?我が家の娘に育っている力

花が好きな子どもが将来どうなるのかは、今の「好き」だけでは分かりません。
「花が好きだから優しい子になる」
「植物が好きだから観察力が高くなる」
「自然が好きだから将来は植物に関わる仕事をする」
と決めつけることもできません。
そして私は、花と関わることで子どもの成長につながる経験があると思っています。
たとえば、
- 「なんだろう?」と興味を持つ
- 小さな変化に気づく
- 自分でやってみる
- 自分で選ぶ
- 大切に世話をする
- 感情が湧く(見たものにキレイ、可愛いと思う)
という経験です。
単に花が好きなんだぁ、で終わらせず、子どもが花とどう関わっているのかを見てあげたい。
そんな気持ちがあるのね、と子どもの言葉を受け止めてあげたいです。
花が好きな子どもに育っている「好奇心」と「観察力」
娘は、花を見て終わりではありません。
花が咲くまで水をあげたり栄養剤をあげたり。
花が咲けば、家のなかに連れて行きたいといい、花瓶に入れて飾ります。
植物の様子がいつもと違えば、
「今日は元気ない?」
と声をかけます。
私は、この姿を見るたびに「面白いな」と思います(笑
面白い、といったら語弊があるかもしれませんが、まるで人と会話をしてるみたいに話すのです。
植物が特別な存在ではなくて、当たり前の存在になっているのだなと感じた姿でした。
「昨日より大きくなった」
「花が開いた」
「葉っぱが元気じゃない」
という一つひとつが、新しい発見!
毎回、私に報告してくれます。
もちろん、花が好きな子どもなら必ず観察力が身につく、ということではありません。
ただ、植物は日々変化するため、子どもがその変化に気づく機会をつくりやすいことはあります。
だから、子どもが「葉っぱが違う」と言ったら、
「本当だね」
で終わってもいい。
「昨日と比べてどうかな?」
と少しだけ会話を広げてもいい。
子どもが気づいたこと、感じたことを、一緒に見て観察して面白がる。
そんなやりとりの中でも子どもとの関わりは広がり、共有な出来事となります。
植物が好きな子どもが「自分でやってみたい」と思う経験
私は花教室に通っているのですが、時々子守りがいないため、娘に一緒に来てもらうことがあります。
そこで帰りに先生からお土産に花をいただくと、その花を大事そうに抱えて家まで帰ります。
抱えて帰ってる時にも「もうすぐでつくからね」とお花にお話し。
生き物を扱っている感覚があるのかな?
私は、この姿がとても好きです。
持ち帰った花を「この花瓶に入れよう」と親が決めることもできます。
でも、娘は自分で選びどこに飾ろうか考えます。(大抵トイレの窓べや、今ある植物の隣(笑)
その一連の経験そのものが、娘にとっては楽しいのでしょう。
植物を育てるときも、同じです。
「子どもが花を好きだから、親が上手に育ててあげる」のではなく、
「一緒に育ててみよう」
くらいでいいのだと思います。
苗を選ぶ。
植える。
水をあげる。
葉っぱを見る。
花が咲くのを待つ。
咲いたら喜ぶ。
うまくいかなければ、「どうしてかな?」と考えてみる。
こうした経験を積み重ねることができます。
「上手に咲かせること」だけを成功にしなくていい。
自分でやってみたことを、大切にしてあげたい。
それが、私が娘を見ていて感じていることです。
花が好きな子どもに「今」してあげたいこと|将来より大切な3つの経験

では、花が好きな子どもに、親は何をしてあげればいいのでしょう。
私は、そう悩んで考える必要はないと思っています。
まずは、
見る・調べる・育てる。
この3つから一緒にやってみませんか。
花が好きな子どもに花の本を買うなら?親子で「調べる」を楽しむ
「花の本を買ってあげたいけれど、どんな本がいい?」
そんな場合は、子どもの興味に合わせて選んでみてください。
たとえば、
- 花の写真を見るのが好き
- 花の名前を知りたい
- 庭にある植物を調べたい
- 育て方を知りたい
- 親子で一緒に楽しみたい
などです。
図鑑などもありますし、いろんな本がありますよね。
子どもが庭で見つけた花を、
「これ何だろう?」
と一緒に調べられる。
それだけでも、本を開く理由になりますし、親も知らないことを知る経験ができます。
「この花、載っているかな?」
と一緒に探す。
すると、花の本は勉強道具ではなく、「もっと知りたい」を叶える道具になります。
(ドラえもーん!)
※具体的な本については、子どもの年齢や読み方、掲載されている植物を確認して選ぶ必要があるため、ここでは特定の本を一つに絞ることはできません。
(子どもと図書館へいき、まずは買うのではなく、借りてくるのもいいですよね!)

本を買うにも意外と一冊の値段が高いのよ…泣
そういう時こそ私は図書館様様です!
花が好きな子どもと育てやすい花は?「育てる→咲く」を一緒に楽しむ
「庭に花を植えて、子どもと一緒に育てたい」
そう思ったとき、迷うのが花選びです。
私も、これは簡単に「この花がおすすめ」とは言えません。
なぜなら、花によって必要な水分や日当たり、植える時期などが違うからです。
水やりが多めに必要な植物もあれば、過湿を嫌う植物もあります。
たとえばマリーゴールドは比較的丈夫で育てやすい草花として栽培情報で紹介されています。
ですが、過湿になると生育に影響するため、水を与えれば与えるほど良いというわけではありません。
つまり、
「子ども向け=水をたくさんあげれば育つ」ではありません。
なのでここは子どもとの学び、調査に変えてみます!
「この花はお水が好きなのかな?」
「土が乾いているね」
「今日は雨が降ったからどうしよう?」
と一緒に観察する。
花を育てることは、花に水をあげることだけではありません。
その植物に合った世話を知ることも、育てる経験の一部です。
ここまでお話しして来ましたが、では実際どんな花を選べばいいのでしょう。
私がおすすめしたいのは、子どもと一緒に店頭で見て決める方法です!
花の名前聞いたことがある。
色が好き。
形が面白い。
「これ、育ててみたい」
その気持ちが選ぶ理由になってもいいのです。
そして、「育てる」に重きをおかなくても、切り花を選んで、飾って、見て、楽しむ。
どれも十分、子どもの「好き」が満たされているのだと思います。
※地域や品種、鉢・庭などの栽培環境によって適した時期や管理方法は変わるため、購入時には店頭の表示や育て方を確認することが必要です。タキイ種苗の草花カレンダーでも、種類ごとにまき時期や開花期、育て方のポイントが異なることが確認できます。
まとめ|花が好きな子どもの将来を決めるより、今の「好き」を一緒に楽しみたい
花が好きな子どもは将来どうなるのか。
その答えは、今すぐに決めることができなければ、知ることもできないと思います。
花が好きだから、必ず優しい子になるわけでもありませんし、植物が好きだから、必ず観察力が高くなるとも言えません。
でも、花を見て思う気持ち。
その一つひとつの経験を、親が一緒に楽しむことはできます。
私の母も花が好きです。
なので毎年誕生日や母の日には必ず花を贈ります。
「今年は黄色にしたの?こんな品種もあるの?」と母は毎度喜んでくれます。
花を見ると元気が出る、花をもらうと嬉しい、花はキレイ。
そう感じるのは、当たり前ではないと、我が子を見て感じています。
自分の興味があることに夢中になり、子どもは「好き」を自分のものにしていくのかもしれません。
今、この子が何に心を動かされているのか。
私は、娘の「花が好き」を、そんなふうに見守っていきたいと思っています。
そして、これから娘がどんな花に出会い、どんなふうに植物と関わっていくのか。
その先にどんな「好き」が待っているのか。
母親として、それを一緒に楽しんでいきたいと思います。
(子どもたちの将来、誰にも決められませんよね!)

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